【キッチン編】ものを減らして、生まれた“ととのう台所”

【キッチン編】ものを減らして、生まれた“ととのう台所”

キッチンは、暮らしのリズムがいちばん現れる場所。

なのに、気がつくと便利グッズや調味料が増え、作業スペースがぎゅうぎゅうに——。

ある朝、「ここも見直してみよう」と思い立ち、調理台の上に出ているものをすべてリセットしました。

置きっぱなしだった調味料を収納し、使わないツールを手放し、

“よく使うものだけが自然と手に取れる配置” に変えてみると、驚くほど作業が軽やかに。

包丁の音、湯気の香り、鍋の温かさ。

いつもの料理時間が、どこか上質なひとときに変わりました。

キッチンが整うと、暮らしのテンポまで心地よくなる。

その実感が、今日も私を台所へと誘ってくれます。

【玄関編】余白がつくる、やさしい迎えの空間

家の第一印象をつくる玄関。

ここが整っているだけで、帰宅した瞬間の気持ちがやわらかくほどけます。

見直してみると、

「いつか履くかも」と置いていた靴、

もらいものの傘、

季節外れの小物——。

知らず知らずのうちに“臨時置き場”になっていました。

靴は**“今の自分が気持ちよく履けるものだけ”** に絞り、

傘立ては家族分だけにし、不要なものは思い切って手放す。

すると、玄関に小さな風の通り道ができました。

余白のある玄関は、

「おかえり」と 「いってらっしゃい」を

やさしく包み込んでくれる場所。

ここに立つたび、

丁寧な暮らしは特別なことではなく、

暮らしを迎え入れる余白をつくることなのだ と感じます。

【リビング編】ものが減ると、家族の会話が増えた

リビングは家族が集まる場所。

だからこそ、知らず知らずものが集まりがちです。

雑誌、クッション、リモコン、色とりどりの小物たち。

「便利だから」「かわいいから」と揃えてきたものが、

気づけば視界をせわしなくしていました。

そこで、まずは “定位置をつくる” ことからスタート。

日常で手に取るものはカゴへ、読みかけの本は一冊だけテーブルへ。

それだけで不思議と、部屋の空気が静かに整っていきました。

するとどうでしょう。

テレビをつける時間が減り、

家族と話す時間が自然と増えていったのです。

――ものが減ると、会話が増える。

その変化は少し意外で、とても嬉しいものでした。

リビングが整うと、家の中心に穏やかな灯りがともるよう。

今日もここで、家族の息づかいを感じています。

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