ものを減らして見えた、本当に大切な時間

ものを減らして見えた、本当に大切な時間

便利なものやお気に入りの雑貨が増えるたび、「豊かになっているような気がする」のに、どこか心がざわつく。

そんな違和感を抱えたまま過ごしたある日、ふと立ち止まって気づきました。

“ものを大切にしようとしながら、ほんとうは自分の時間を失っているのではないか?” と。

■ クローゼットを開いた瞬間、気持ちが定まった

先週末、思い切って時間をつくり、クローゼットを開けました。

ぎゅうぎゅうに詰まった服の間から、ほとんど着ていないワンピースが見え隠れしています。

「いつか着るかもしれない」

「高かったから手放しにくい」

そんな理由でとっておいた服は、気づかぬうちに視界のノイズとなり、毎朝の選択を重たくしていました。

思い切って、“今の自分に合うかどうか” だけで判断し、不要なものを手放したら、クローゼットの空気が一気に軽くなりました。

まるで、自分の心を整理したような感覚です。

■ 部屋の余白は、心の余白

ものが減ると、部屋に余白が生まれます。

そして不思議なことに、その余白がそのまま 心の余白 になりました。

朝の支度は迷う時間が減り、夜はゆっくり好きなお茶を飲む余裕ができる。

「やらなきゃ」が減ると、「やりたい」が見えてくるのだと実感します。

それはまるで、忙しさの中で聞こえなくなっていた自分の声が、ふたたび届き始めるような感覚でした。

■ 手放してから見えてきた、大切にしたい時間

ものを減らしたことで、

私は「自分が何に時間を使いたいのか」に、ようやく正直になれました。

・ただぼんやり窓の外を見る時間

・お気に入りの本を、途中で閉じずに読める時間

・家族と他愛のない話をする時間

・心が動く瞬間を感じ取る時間

どれもお金では買えない、小さくて静かな時間ばかり。

でも、その積み重ねが、暮らしの質そのものを整えてくれています。

ものを減らしたら、時間が増えた。

シンプルだけど、とても大きな変化です。

■ これからも“選びながら生きる”

暮らしは、毎日の小さな選択の連続です。

だからこそ、ものを選ぶことは、これからの自分を選ぶことでもあるのだと思います。

持つものを少しずつ見直しながら、

「本当に大切にしたい時間」を守れる暮らし を育てていきたい。

そんな気持ちで、今日も軽やかにクローゼットを開きました。

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